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雑木と石で魅せる前庭

新潟市江南区 E様邸
 
スタイル:ナチュラル
カテゴリ:新築外構
 
雑木と石で魅せる前庭
 
 
 Before
After
 駐車場からみた風景。
吐き出し窓の前を雑木で柔らかく目隠し。
樹木であれば圧迫感もない。
 
 
 
駐車場から玄関まではインターロッキングで。
規格の違うインターを混ぜて収まりが良いように設計した。
デザイン的にも良い。
雑木の足元はごろた石を使ったロックガーデン。
下草とゴロタ石は相性が良く庭になじむ。
防草シートも中に入れているので雑草も生えにくい。
一番高い樹木にエゴノキを採用した。
6月頃にはたくさんの垂れ下がる花が満開に。
駐車場は2台用と縦列駐車1台の、
計3台停まれるように設計した。
手前にもジューンベリーオリーブなどを植栽。
隣地境界は樹脂フェンスで目隠し。
フェンスの茶系と樹木のグリーン系は、
鉄板のカラーコーディネート。
 
シンプルに。かつナチュラルに。
 
 
 
 
E様邸は新潟のパワービルダー、ハーバーハウス様の建物で、外壁が白と黒のツートンカラーでした。
 
今回のご依頼の内容が
1 3台分の駐車場を作りたい
2 玄関横の吐き出し窓からの目線が丸見えでなんとかしたい。
3 木をうえたい。
4 家庭菜園をしたい
5 境界ブロックで敷地を囲みたい・・・などでした。
 
まずは駐車場です。
道路が建物と平行ではなかったので、ゾーニングに苦労しました。
間口もそこまで広くなかったので、2台分は直角駐車にして、
一台は道路と平行に駐車できるように計画しました。
平行駐車の奥に家庭菜園スペースがしっかりとれるように配慮しました。
 
吐き出し窓の目隠しは雑木を使ってさりげなく目隠しをしました。
エゴノキ、シラカシ、ソヨゴを高さを違わせて設計しました。
E様から目線が特気になる方向をヒヤリングしてそこにシラカシ(常緑樹)を植えて
冬でもしっかり視線をカットできるようにしました。
すべて常緑樹だと重たい雰囲気になるのでエゴノキ(落葉樹)を植えてバランスをとりました。
 
家庭菜園スペースは駐車場の造成ででた土を転用しました。
E様邸の土は畑の土としても十分利用でき、残土処分費もその分安くあげることができました。
(このようなケースは稀です。)
 
E様は入居後に、弊社に依頼をしていただきました。
ハーバーハウス様で駐車場部分を砕石だけ敷いてもらったらしく、ほぼ手つかずの状態でした。
今回のケースのようにコンクリートを打っていなかったおかげで、
駐車場のレイアウトもしっかり考えることができたので良かったと思います。
ゾーニングをしっかり考えないで打ったコンクリートは時として解体しなければならないこともあるので、
外構を計画している方はご注意いただきたいです。
 
契約から着工するまで1一か月半ほどお待ちいただき大変ご迷惑をおかけしましたが、
それでも笑顔で待っていただいたことに感謝です。
 
工事完了後に奥様から「目隠しで植えたつもりの木が逆に、
近所の方からまじまじみられるようになっちゃいました」と笑いながらお話されていました。
良いのか悪いのか雰囲気が良くなったので、逆に注目されてしまったようです・・・。
 
 
 
 
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