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植物図鑑さ行

サルスベリ

サルスベリの樹皮はサルが滑り落ちるほど、なめらかで、白く剝げた幹肌は美しい。卵形で無毛の葉は、鋸歯がなく互生する。夏の盛りに100日間咲き続けるところから、百日紅とも呼ばれる。円錐花序に濃桃色、紫紅色、白色などの花を咲かせる。日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所を選ぶとよい。地植えでも鉢植えでも育てることが出来る。光が足りないと、花は咲かない。うどんこ病に弱いので、風通しのよい場所に植えることも大切。
園芸分類落葉樹背丈3m~10m程度
花色赤、白、ピンク、紫など開花期7月~10月
耐寒強い耐暑強い

サンスベリア

サンスベリアは、多肉質の葉に横縞や覆輪などの模様が入り、古くから観葉植物として親しまれている。高温を喜ぶので春から秋は戸外の直射光線に当てますが、夏は半日陰に置く。寒さには弱く、越冬には10度以上が必要。室内でガラス越しの光線によく当てる。葉が肉厚で乾燥には強いが、過湿には弱いので水は鉢土が乾いたら与えるようにする。冬は最低10度以下になったら水を切る。水を控えることで寒さにも強くなる。5月~9月は、月1回緩効性の化成肥料か油かすの置き肥えを与える。ネカイガラムシが根に発生するので、ダイシストン粒剤などを鉢土の上にまくと良い。
園芸分類
観葉植物
背丈10cm~1m程度(品種による)
花色
開花期8月~10月
耐寒弱い耐暑強い

サンブリテニア

サンブリテニアとは、南アフリカ原産のジャメスブリタニアの園芸品種で、ジャメスブリタニアよりは花径が大きく、耐暑性に優れています。草丈は低い葉が横に茂ります。外の日当たりの良い場所で水をたっぷり与えると晩春~中秋まで花を咲かせ続けますが、霧に弱いです。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。肥料は元肥に加え、液肥を週に1~2回与えます。市場に流通したのが2011年頃なのでまだ珍しい植物です。鉢植や、花壇、ハンキングで楽しみます。
園芸分類多年草背丈20cm~40cm程度
花色赤、ピンク、オレンジなど開花期5月~10月
耐寒弱い耐暑やや強い

シクラメン

シクラメンは、秋から春にかけて赤や白、ピンクの花をつける。上手な育て方をすれば何度も繰り返し美しい花を咲かせる。水を好むが、過湿により根腐れを起こしやすいので、腰水による水やりは避ける。最近は底面給水鉢が増えている。開花期間中もときどきは戸外で日光浴させるとよい。暖房のききすぎた部屋は危険。花が終わったら花茎をねじるように引き抜く。開花後に水を切って球根を休眠させて夏を越させるのが一般的。灰色カビ病や斑点性病害にかかりやすい。
園芸分類多年草(球根)背丈15cm~20cm
花色赤、白、ピンク開花期10月~4月頃
耐寒強い耐暑弱い

シュガーバイン

シュガーバインは、常緑つる性植物。寒さにはあまり強くない。強い直射日光も苦手。窓際のレースのカーテン越しなど、風通しのよい場所に置く。ある程度耐陰性があるので、明るい室内なら窓際でない場所に置いても大丈夫。光が不足すると、葉っぱの感覚の幅が大きくなったりする。屋外で育てたい場合は、春から秋の暖かい季節であれば明るい日陰の場所で育てることができる。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげる。夏の暑い時期は霧吹きで葉っぱに水分を吹きかけてあげればよい。つるが長く伸びるので、おすすめは、背の高い棚の上に飾ってつるを上から下へ流したり、高さのあるスマートな鉢に植えて、つるの美しい流れを楽しむ。
園芸分類観葉植物背丈
花色開花期
耐寒弱い耐暑やや強い

シュロチク

シュロチクはヤシの仲間で、和洋両方によく合う観葉植物。乾燥を嫌い、水やりが少ないと下葉を落としたり、葉先が枯れるので注意。強い直射日光や強風が当たると葉を傷める。春から秋は強風を避けた半日陰に置く。水やりは、年間を通じ鉢土の表面が乾き始めたらたっぷり与える。ただし、過湿は根腐れの原因となるので注意。肥料は5~9月に2カ月に1回、暖効性の化成肥料か油かすの置き肥えを与える。5~9月にカイガラムシが発生するので歯ブラシなどでこすり落とすかカルホスなどで防除する。
園芸分類観葉植物背丈~2m程度
花色開花期
耐寒弱い耐暑強い

スイートアリッサム

スイートアリッサムは、日当たりと水はけがよい場所を好む。水はけが悪いと、根が腐ってしまう。暑さが苦手で、根腐れを起こしやすいので、風通しに注意して半日陰で夏を越させるようにする。寒さには比較的強いが、強い霜に当たると株が傷む。病害虫については、アブラムシやヨトウムシ類がつきやすい。ケムシ・アオムシ類が葉を食害することもある。
園芸分類一年草背丈10cm~15cm
花色白、赤、ピンク、オレンジ、紫開花期2月下旬~6月上旬、9月下旬~12月上旬
耐寒弱い耐暑弱い

ストレリチア

ストレリチアは、耐寒性があって丈夫なうえ、花がエキゾチックな魅力があるが、光線不足だと花つきがよくないので、光線によく当てるようにする。根が太く多肉質なので水は控えめにする。ストレリチアは南アフリカ原産。葉は長楕円形で、光沢のある革質で緑色となる。花はオレンジ色のがく片と青色の花弁がある。寒さには強く、水やりを控えめにすれば2~3度で越冬する。室内のガラス越しの光線に当てるようにする。肥料は5~9月に2ヶ月に1回、緩効性の化成肥料か油かすの置き肥えを与える。
園芸分類観葉植物背丈1m~10m
花色オレンジ、黄色開花期5月~10月
耐寒やや弱い耐暑強い

セージ

セージは、シソ科の植物。葉は表面がざらざらした灰緑色の細長い鋸歯葉。また藤色がかかった青、白、ピンクと、多彩な花をつける。水はけ、日当たりのよい場所に、緩効性化成肥料を元肥としてから植えつける。春にまいた種子は翌春以降から開花を始める。湿気を嫌うので、ときどき葉を透いてやる。特に梅雨どきの蒸れに注意する。露地栽培の水やりは、定植直後以外は不要。容器で育てる場合は、表土が乾けば水やりする。実生で殖やすことも可能だが、一般的には取り木か挿し木。特に斑入り葉種は、実生だと斑が褪せることが多い。
園芸分類ハーブ背丈30cm~1m程
花色赤、青、紫、ピンクなど開花期5月~6月頃
耐寒やや強い耐暑やや強い

センニチコウ

センニチコウは、一年草。長く咲き続けるのでセンニチコウ(千日紅)と名づけられた。ドライフラワーにしても長期間色があせない。かつては仏花として重宝がられていたが、美しい園芸種の誕生で人気が高まっている。手入れ方法は、日当たりと水はけがよければ、あまり土質を選ばないが、できれば腐植質に富んだ土壌がよい。綿毛のついた種子はよくもみほぐしてから、温床にまき、本葉4~5枚で定植する。地植えの場合は直まきして間引いてもよい。肥料は控えめでよく、特に窒素分が多いと花つきが悪くなる。
園芸分類1年草背丈80cm程度
花色ピンク、濃いピンク、赤、白
など
開花期7月~10月
耐寒弱い耐暑強い

ソテツ

ソテツは、沖縄や南西諸島に自生し古木は5mほどになる常緑低木。雌雄異株で生長は極めて遅く、春に新葉を展開してわずか1年に2~4cm幹をのばす。雌花は幹の先につき長さ4cmほどの赤い種子ができる。雄花は葉の上に抜き出て50~70cmほど伸び、花粉を撒き散らしたあ後に枯れて倒れる。暖地で庭木や公園、街路だけではなく記念樹として学校や寺院、官公庁などにもよく植えられている。
園芸分類常緑樹背丈3m~10m程度
花色黄褐色開花期6月~8月
耐寒やや弱い耐暑強い

ソヨゴ

ソヨゴは、常緑広葉樹。樹高は一般には5~10mで生長はやや遅く、樹皮は灰褐色で滑らか。早期に樹形が整い剪定の手間があまりかからないので、庭木として人気がある。5月~6月に目立たない白い花をつけ、雄花は散形状に3~8個開き、雌花は1~3個開く。8mmほどの果実は球形で秋に赤く熟して果柄が長くぶらさがり、冬まで残る。また、実が黄色く熟す変種もある。果実は野鳥の好餌でもある。植え付け場所は日向から明るい日陰まで幅広く植えられますが強い西日があたる場所は葉やけする可能性があるので避けたほうが良い。
園芸分類常緑樹背丈5m~10m
花色開花期5月~6月
耐寒強い耐暑強い
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